老化の原因に関する主な仮説


これらの説の中には、内容的にオーバーラップするものも多い

老化仮説

内容

根拠とされる事象

文献

プログラム説

老化を起こすための遺伝子が存在すると考える説

アポトーシスなどの『細胞自殺』を起こす遺伝子の存在など。

Hayflick L (1987)

エラー説

DNAや蛋白質などに蓄積する構造的なエラーが老化をもたらすとする説

DNA複製エラーなど

Medvedev (1962), Orgel (1963)

消耗説

生命の維持に必要なものが徐々に失われるとする説

テロメアの短縮など

Kruk PAら(1995)

フリーラジカル説

ミトコンドリアで産生されるフリーラジカルが老化をもたらすとする説

ラジカル除去能と寿命が逆相関することなど

Harman D (1993)

分子間架橋説

DNAや蛋白質などに蓄積する分子間架橋が老化をもたらすとする説

加齢に伴うコラーゲンの架橋の変化など

Bjorksten J (1968)

ミトコンドリア機能説

ミトコンドリアの機能の変化が老化をもたらすとする説

加齢に伴うミトコンドリアの形態変化など

 

免疫機能説

免疫機能の変化が老化をもたらすとする説

加齢に伴う胸腺機能の変化など

Walford RL (1969)

ホメオスタシス説

ホメオスタシスの変化が老化をもたらすとする説

加齢に伴う糖代謝能の変化など